丈夫で安心な家づくり

近年、日本で、そして海外で大きな地震がありました。報道されるたびに、住宅に必要なのはまず第一に生命・財産を守るシェルターとしての役目だと考えます。中越地震での倒壊は主に下記の1〜7が主な要因として挙げられています。

1.基礎の不出来

2.柱と梁の仕口部(継ぎ部分のホゾ穴)

3.白蟻にやられた土台や柱

4.内部結露で腐った耐力壁部分

5.バランスの悪い建物

6.バランスの悪い耐力壁

7.開口が大きすぎた間取り

私たちアルプコンチネンタルホームでは、発足時より、骨太な部材、そしてそれを連結するジョイント金物(通し柱にホゾ穴を掘らない工法)で構造体を形成し、土台にヒノキ、耐力壁には無機質系耐力面材を使用し、かつ、基礎はD13@200ピッチに鉄筋の入ったベタ基礎方法で施工しております。
耐久性が高いこの仕様ならば、耐力壁の老朽化、白蟻の被害がなく、長い将来に渡ってお客様に安心をお届けできるとお約束できます。

長く住まえる家づくり

今まで日本の住宅は、26~30年で建替が行われてきました。
ヨーロッパでは80~100年も、二世代、三世代と家を受け継いで住んでいます。これからの日本も、海外同様二世代、三世代住まえる家づくりをしなければいけません。
長く住まえる家(=耐久性が高い住宅)は、いろいろな所で私たちに利益をもたらしてくれます。

① 建替が少なければ、それだけ地球の資源をムダ遣いしなくても済みます。

② 建替が少なければ、建設資材等の「製造・建設エネルギー」が少なくて済みます。

(CO2排出が少なく、地球温暖化対策に貢献しますし、残り少ない地球の化石エネルギーのムダ遣いをしなくて済みます。)

③ 二世代、三世代と住み続けられれば、住宅建設の費用が一回で済みます。

(日本では一世代一世代ごとに家を建て、一世代ごとに住宅資金を借り、借金をし、一生かかって住宅資金を返す人生が少なくありません。もしその借入れがなかったら、どんなに余裕のある人生が送れるでしょうか…?)

ぜひ、長く住まえる家づくりをしましょう。 それには頑丈な基礎、頑丈な構造材、欠点のない工法、耐久性の高い資材、建材を、単価が高くても使用することが大事です。またバランスの良い建物にするために、お客様と住宅会社が一緒になってプランニングしてゆく事も重要です。急いでプランニングすると、建物自体や、1階と2階の耐力壁のバランスが悪くなってしまう恐れがあります。お客様の要望をかなえつつ、地震に強く耐久性の高い住宅を、ゆっくりと造りましょう。

エコロジー&エコノミーな家づくり

もう一つ重要なのは、エネルギーを使わない住宅であるという事。そして、メンテナンスが容易であるという事です。
年々少なくなる化石エネルギー……石油はあと30~50年で枯渇すると言われています。またCO2の排出が増加し、地球温暖化が進んでいます。私たちに今できる事は、今の生活を続けてもエネルギーを浪費しない住宅をつくる事です。外断熱工法等、いろいろな断熱工法が考え出されていますが、外断熱工法では、床下の空気も、基礎コンクリートも、小屋裏の空間も暖房して暖めないと、居室は暖まりません。


昼間暖房を止めてしまうと、また床下のコンクリートを暖める事からスタートしなければいけません。暖房を24時間運転する場合は、その分エネルギーを使うことになります。コンチネンタルホームでは、暖房エネルギーを極力少なくするためには

① 暖房する空間を極力小さくする

② 断熱性能のすぐれた素材を使用する

③ 隙間が少しでも生じない工法の採用

が重要だと考え、施工しております。これによりコンチネンタルホームの住まいは、熱損失係数Q値1kcal/㎡℃hrを実現しました。
細かい熱計算等を検討されたい方はショールームにご用意しておりますのでお申し付け下さい。

24時間換気も同様です。日本の住宅の先進と言われる北海道では、10年ほど前、熱交換型換気システムが全盛でした。しかし今は、熱交換素子の給排気の混合、熱交換素子での結露、メンテナンスの大変さで、採用されることが少なくなってきました。何より大きな事は、ファンを24時間365日運転していると、せっかくの熱交換のメリット以上に電気エネルギーを浪費してしまう事です。コンチネンタルホームが考えている換気方式と比較して、年間三万円ほど余計に電気代を使います。

つまりはそれだけ地球のエネルギーも消費しているという事です。詳細、熱計算はショールームでお問い合わせ下さい。
私たちにできる事は、地球上に、未来に向かって少しでも資源をそしてエネルギーを残すよう心がけていく事だと考えています。

子供たちがすくすくと育ち、ママをサポートする家づくり

柔軟な発想と応用力の基礎となるコミュニケーション能力を伸ばし、探究心や社会性を育成しながら、少しずつ大人へと成長していく子供たちを優しく温かく見守ること――。

これを間取りに盛り込んだ家を、私たちは『子育ての家』と呼んでいます。そして、これらの工夫とともに、お子様をのびのび・元気に・明るく・健やかに育てるために大切なことは、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんから受ける惜しみない愛情です。

子育ては、楽しさと同時に大きな責任とハードな労力が生じます。ですから、育児の中心となるであろうママ、あるいはパパの体力と心の安定を守ることができること。

私たちは、これがもうひとつ『子育ての家』づくりには無くてはならない要素だと思うのです。
そこでアルプコンチネンタルホームの家は、家事効率をあげる工夫を間取りに盛り込むことにより、ママやパパが子供と一緒にいられる時間を増やしたり、

家事の負担を軽減させて心の安定を守り、子供に愛情を持って接することができるようにしたり、子供の様子を見ながらお料理や趣味を楽しむことができるようにしたり等、

ママやパパ、そして子供を守る様々な工夫を随所に施しています。

子供がすくすくと育ち、ご家族皆がずっと笑顔で仲良く楽しく暮らしていただけるように…。お話をくわしく聞かせていただきながら、

ライフスタイルとご希望に合わせたご家族らしい家を一緒に造り上げましょう。